まなこみ(学びコミュニケーション協会)について
次世代に必要な能力を身につける
現在、日本に限らず世界的に次世代に向けて必要とされている能力が急激に変化してきています。
ビジネスや日常生活がネットに依存する前は情報化社会といわれどのようにたくさんの情報を手に入れて、それを知識化するかが問われていましたが、ネットやスマホ等の端末の普及で情報が等しく得られるようになった現在は、それぞれが差別化を図り個性を発揮していく時代に突入しています。
そして、この流れは今後ますます激化していくことが予想されます。
この歴史上稀に見る変革の中で「学び方」や「教え方」を改革していくことは必須です。
まなこみは教育関係やビジネス等広い範囲で「学びと教えを進化させる」べく活動をしている社団法人です。
学び手は知識の習得だけではなく「学び方を学ぶ」習慣を!
旧来は学びの方法にはこだわらずどのような知識を得ているかが重要でした。
しかし、現在は「その人にあった学び方を習得しそれを他の学びにも応用していく」能力が重要になってきています。
そのために必要とされているのは、いわれたことをこなせる力ではなく「自らが課題を設定して解決できる」力です。
結果を出すことは重要ですが、その方法が問われているのです。
指導者は教え手主体のインストラクターから学び手主体のメンターへ進化しましょう
古くから教師の役割は「知識を教えること」すなわちインストラクションであるとされてきました。
しかしながら、社会情勢や情報収集方法の急激な変化から、教える側も「教える人」から「生徒の能力を引き出す人」へと進歩していく必要性が出てきています。
- インストラクター【教示する人】 教師が持っている知識や技能を伝達して結果を出すことに目的を置く。
- ファシリテーター【促進する人】 子どもたちが自ら課題を解決し学んでいくためにナビゲートする。教師が知っている答えにたどり着くのではなく子どもたちが自発的に学んでいくことをサポートする。
- ジェネレーター【生成する人】 教師も子どもたちの中にいて、同じ方向を向いてともに創意工夫をしていきながら学びを深めていく。教師が種を撒いたらそれぞれの子どもたちが個性を生かして創造力を発揮していく。
- メンター【場づくりする人】 教師が特に何もしなくても子どもたちが主体的に行動し学んでいく。学びの内容やプロセスに到るまで学習者が決定する。教師は重要なポイントのみを学習者の要望に応じて与える。